【介護】実家がゴミ屋敷になっていたら!前兆と解決策!

介護

しばらく帰ってなかった実家や、久しぶりに尋ねた親戚の家、昔良く話しかけてくれた近所のおばちゃんの家が驚くようなゴミ屋敷になっていたなんて嘘のような本当の話は意外と身近にあります。

「昔はあんなに綺麗だったのに…」「こんなに汚れるなんて何があったんだ!」と…。

私はケアマネジャーをしているので実際に「ゴミ屋敷」と呼ばれるお宅に何度も訪問した事があります。

「ゴミ屋敷」というと、テレビに出てくるようないかにもというお宅もありますが、様々な理由でそうなってしまったお宅がありました。

この記事では、ゴミ屋敷になってしまう前兆やそうなってしまった場合の対応をお伝えします。

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ゴミ屋敷になる前兆

今まで綺麗に片付けられていた家がゴミ屋敷になってしまう前にはいくつか前兆が見られます。

もし両親や親戚の家で「あれ?」と思うような事があれば注意してみてください。

  • 洋服が脱いだままになっている
  • 冷蔵庫の中に賞味期限切れのものが増えている
  • ゴミが捨てられずに放置されている
  • 動線上にモノが散乱している

注意して見ないと気がつかないような事ですが、このような些細な事から少しずつゴミ屋敷になってしまう事もあります。

原因としては、高齢になり思うように体が動かなくなる事で片付けが出来なくなってしまったり、認知症の始まりの可能性もあります。物を捨てるのが勿体ないと感じている方もいるかもしれません。

周囲から見れば不要なものでも、本人たちからすれば必要なものと感じていたりゴミ屋敷になっていると気づいていないというケースもあります。

ではもし、両親や親戚はたまた近所のお世話になったおばちゃんの家がゴミ屋敷になっていたらどのようにしたら良いのか。

片付ける時は無理にではなく、気持ちに寄り添って

自分の家であれば、すぐにでも片付けたいほど汚れていてもそこに住んでいるのは両親や親戚など家主です。もし無理にでも処分しようとすれば「まだ使うものだ!」と断られたり「勝手な事をするな!」と怒られる事にもなりかねません。

デリケートな問題なので、コトの運び方を間違えると関係性がギクシャクしてしまう事も考えられます。

勝手な判断で片付けを進めるのは避けたいところです。

ではどのように対応するのか?それは気持ちに寄り添う事です。

「どういう風に片付けたい?」「すぐに使うものではなさそうだからとりあえず移動させる?」「使う分だけ残しておこうか?」などと声を掛けて話を進めてみてください。

まずは相手を尊重して、片付ける気持ちになってもらう。

「勝手に片付けられた!」「無理に捨てられた!」ではなく、「自分たちが選択して片付けた」という気持ちになってもらう事が大切です。

実際ゴミ屋敷を片付けるにはどうしたら良いの?

両親や親戚の了承を得るところまで来たら、あとはもう一歩!

「高齢に伴って体が悪くなったり、認知症が原因で片付けられなかったのなら介護保険で何とかなるんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、介護保険のヘルパーは「大掃除」に該当する片付けは出来ないのです…。上記に書いた「前兆」の段階であればヘルパーでも対応できます

もし完全に大掃除レベルに汚れてしまっていたら、介護保険のヘルパーに依頼するのは片付けが終わり綺麗になった家を維持していく時に利用するのが良いでしょう。

では、片付ける方法をいくつか挙げてみます。

  1. 自力で片付ける
  2. 役所に相談する
  3. 専門業者に依頼する

自力で片付ける

ゴミ

これは大してお金もかからず、周りに迷惑もかけず出来る方法なのでまず考える手段かと思います。

ただ、ゴミ屋敷と呼べるレベルで汚れているお宅は様々な物が散乱していて怪我などに繋がる場合もあるので十分検討してから行動してください。実際に1日では片付かない事も多いです。

役所に相談する

これは「状況による」というのが答えです。自分の家族や親族である場合は「自分たちで何とかしてください」と言われるのがオチです。ただ、昔お世話になった近所のおばちゃんが身寄りもなく頼る家族もいない状況であるなら役所も相談に応じてくれる事もあります(役所の職員にもよる…)

基本的に役所など行政機関といえども、人の家に勝手に踏み入る事は出来ないので近所のおばちゃんが「困っているから助けてほしい」と自ら申し出る必要があります。それでも解決には至らないかもしれませんが…。

少し話が反れますが、「近所の家がゴミ屋敷で困っている」という方の場合は役所に相談しておくと良いでしょう。これも直接の解決には繋がりませんが、「そのような家がある」と認知してもらう事が重要になります。

専門業者に依頼する

専門の家財整理業者へ依頼するというのも方法の一つです。仕事が忙しくて時間が取れない方や遠方に住んでいる為、なかなか何度も足を運べない方は業者に依頼して費用対効果を狙うのも得策。

ただし、中には悪徳なぼったくり業者も存在します。高額請求や不法投棄など後々問題になっては元も子もありません。業者選びには十分注意する必要があります。

ご自分で調べる際には、金額やサービス内容などを比較検討した上で信頼できると感じた業者に依頼するようにしてください。

まとめ

両親や親戚など、大切な人達の家がゴミ屋敷になっていたらとてもショックだと思います。ましてや近所から苦情が来ていたりした場合はいても立ってもいられないでしょう。

でもそんな時力づくで解決しようとせずに、「なぜ片付けるのか」を考えてみてください。

単にきれいに片付ける事が目的ではなく、両親や親戚など大切な人の「安心と安全」が目的です。高齢な両親や親族が自宅で怪我をしないように、自然災害時にも安全に避難できるように片付けるのです。

そう思うと冷静に話をしていけると思います。あとは、ご自分の事も大切にしてくださいね。

カイゾウ
カイゾウ

最後まで読んで頂きありがとうございました。ではまた!

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