
今日はFX失敗談を書きます!わからない用語も出てくると思いますがFXってこんな感じか~と何となくわかって貰えると嬉しいです。
最近私は毎日のようにFXのチャートを見ています。主に取引をしているのは米ドル円とニュージーランドドル(NZDドル)円です。
FXを始めてから勝率3割程度。約5万の負け越しです。しかし、これも勉強代だと思っています。何でも学ぶ為には、お金が掛かります。
学校や塾、学習商材や本など全てにおいてお金が掛かるのは、これから得る経験や知識に対する自己投資と考えます。FXだって初めから勝てる方法なんて存在しないと思っています。
実際に自分のお金を使ってトレードを行うからこそ、痛みがあり真剣になります。私も口座開設し、実際にFXを始める前は携帯アプリでデモトレードを行いました。デモトレードは意外に勝てるものです。しかし、実際に自分のお金を使って行うトレードは欲が出たり、怖さが出たりとメンタル面での波が影響して思うように勝てません。やはり実際のトレードとデモは違います。
そういう私もここ最近毎日のようにチャートを見ているからか、高確率で勝てるトレードのタイミングが少しずつわかるようになってきました。それでも余計なところで負けてしまうのはメンタル面が一番大きいように感じます。「欲・恐怖」この2つが私にとってはとても大きな敗因に繋がっています。
それでは私の負けパターンを書いていきます!
チャートのてっぺんと底を狙う!!
相場にはトレンドと呼ばれる波があります。上昇トレンド・下降トレンド・レンジ相場と3種類のトレンドがあり、上昇は右肩上がり、下降は右肩下がり、レンジはどちらとも取れない同じ場所を行ったり来たりする平坦な相場です。
基本的には上昇トレンドでは「買い」、下降トレンドでは「売り」でトレードし、レンジ相場は見送るというのが高確率で勝てるトレードをするには重要だと言われています。
しかし、私は下降トレンドで一時レンジになった時に買いで入り失敗。逆に上昇トレンドで一時レンジになった時に売りで入って失敗。という事を度々繰り返しています。
なぜわかっているのにそのような事をやってしまうのか?それは、「これだけ上がれば(下がれば)これ以上は続かないだろう」という甘い考えに他なりません。
プロのトレーダーでもてっぺんや底を見抜いてトレードに入る事は難しいでしょう。それなのに初心者の癖にそれをやってのけようと無謀な挑戦を度々繰り返し、失敗しています。
先日もNZDドル円でトレードをしていた時に、同じ失敗をしました。数日間同じ地点で2度反発をしていて、3度目も反発するであろうと買いで入りました。そのまま同じ地点では反発せず、そこから約200pips下げてから上昇し続けました。
私は必ず「損切り」を設定してからトレードするようにしています。その時は自信があったので50pips下に損切りを入れていて惨敗。
欲を出しててっぺんや底を狙ってトレードするよりも、確実にどちらかに動いた事を確認してからトレードをするようにと学んだ失敗でした。
途転(ドテン)する!!
ドテンとは市場全般で使われる用語で、保有するポジションをひっくり返すことをいいます。要するに、買い(売り)で入っていたポジションを決済してすぐに売り(買い)で入るといった流れです。
「市場の機会利益を捉える上では有効なテクニック」でもあると言われていますが、私はドテンして勝てた試しがありません。そもそも私が初心者という事もありますが、大抵ドテンをする時の心理として「あっ!!思っていた方向と違う方向に動いた!ヤベー!!」といった状況です。
慌てているという事はその時点で「感情」が入っています。少なくとも私はそうです。
トレードに感情を入れるとこれまた不思議と絶対に勝てません。ドテンをするなら感情ではなく、チャートを分析した結果「ここでドテンするのは勝ちにつながる」という自分なりの確信が必要という事です。
初心者の私はドテンをする事で勝ちに繋がるパターンを知りません。
これも先日NZDドル円でのトレードでした。私の読み通りに上昇しながらトレンドが進み安心しきっていましたが、思いもよらずにロウソク足が下にブレました。私は慌てて利確をして、そのまま売りで入ってしまったのです。そしてドテンして売りで入るとすぐに上昇…。損切りです。そのまま持っていればもっと利益が伸ばせたし、ましてや損失なんて出なかったのに…。
慌ててはいけない。知らない事はやってはいけない。勝ちに繋がる分析がないままにトレードをしてはいけないと学んだ失敗でした。
損切りラインを間違う!!
損切りはFXトレードをする上で最も重要です。損切りをしないでFXを行うことは、綱を付けずにバンジージャンプをする事と同じだと私は思っています。
ビビりの私はとても綱を付けずにバンジージャンプをする勇気はないので(ただの飛び込みですもんね(笑))必ず損切りラインを決めてトレードに入ります。
ではその損切りがなぜ失敗に繋がるかというと、そのポイントを間違ってしまうからです。チャートは常に上下に動いています。その為、上昇トレンドでもある程度上がれば必ず下がってくるのです。
その下がってくるポイントはチャート上に線を引きながら、「ここまでは下がる許容範囲だな」などど判断しています。
今回の私の失敗は、自分の思惑通りに相場が動いている時にトレール(含み益が出ている時に、損切りラインを含み益が出ている方向に移動させること)をするのですが、利益を多く取りたくなりトレールした損切りラインを短く設定してしまったのです。その結果まだ上昇を続けている中の急激なチャートのブレに引っ掛かり思いもよらない所で損切りになりました…。
上の章(「ドテンする」)で書いたNZDドル円のトレードが正にそれでした。ロウソク足が上下に大きくブレた際に損切りにヒット!!その後ドテン…。結果出した利益の半分を失いました。
ここで学んだことは、損切り幅も「利益を多く取りたい」という感情ではなく、しっかりとした分析をもとに設定する。その結果が失敗に終わってもそれは自分の分析が足りなかっただけなので、次に活かせます。
まとめ
FXは勝者1割、敗者9割の世界と言われています。大抵の人が始めてから数カ月で止めてしまうもしくはお金が無くなってしまうのがFXです。
本来であれば、相場が上がるか下がるかの2択しかないので勝敗は五分五分のはずです。ではなぜ9:1という極端な差になってしまうのでしょうか?
それは私の今回の失敗のように、メンタル面が大きく関係していると思います。
- 欲張らない(利益を伸ばすのは欲とは違い、分析した結果利確ポイントを伸ばしている)
- 慌てない
- 怖がらない
人間は感情があります。その為、利益が出ていれば「少しでも早く利益を確定したい」と考えますし、損していれば「もしかしたらまた相場が戻ってくるかも」と根拠のない期待を寄せてしまうものです。
今回の私もまさにそれです。でもこの失敗に気づいたからこそ、あとは失敗を繰り返さずに感情を入れず淡々とトレード出来るようになれば高確率なトレードに繋がると考えています。

私がこのままFXを続けていけるのか、はたまた9割に入ってしまうのかも含めて参考にして頂けると嬉しいです。ではまた!!
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